恵比寿から渋谷まで、週の半ばの“仕事帰りリフレッシュぶらり”、パート3。
Aquvii(アクビ)さんで全て許容されるイヤリングを手に入れたので
近くなって来た渋谷駅を目指して、散歩に戻りましょう。
次に足を止めたのは、こぢんまりと落ち着いた雰囲気のお菓子屋さん「BAKE」。
深い赤・ブラック・ウッドが、オシャレなのにホッとする雰囲気を醸している。
お店の中も床までオシャレ。
聞くところによると、お店をデザインしたデザイナーさんが、今でもこの床に模様を描き足しにやってくるそう。
うぅ、なんかかっこいい。
その人の中では、まだ現在進行形なんだろうな。
まだ完成していない、とか、スペインのサグラダファミリアみたいじゃないか。
この完全消費社会で、そういう仕事へのこだわりの姿勢ってグッとくる。
そしてそのこだわりは、このお店のお菓子たちにも宿っている。
オーナーの通子さんのお菓子づくりへのこだわりも、計り知れないものがある。
例えば人気のあるピスタチオのケーキ、シシリアン。
フランスで親しまれているレシピだと、日本人はちょっと重く感じるらしく、私たちの味覚や感覚に合わせて、味や調合・軽さ・合わせる素材のチョイスなど細かな調整を加えているんだそう。
そうやって練りこまれて大事に大事に1つ1つ作られたケーキや焼き菓子。
ストーリーや気持ちなどに思いを馳せながらいただくと、口の中だけじゃなくって心でも美味しさを感じるよね。
大人のたしなみだな。
そろそろ、そういう楽しみ方ができる大人になりたい。
そしてこちらのお店には、我らがPeople Sessionのイメージムービーの撮影でお邪魔したんです。
モデルを務めてくれたゆきさんはオーナーの通子さんと知り合いで、撮影中も和気あいあいとしたあったかい時間が流れていたな。
帰りはみんなでお土産にケーキをいただいていったんだけど、これが、もうね、本当にね、おいしいの!
私、今までいろんなケーキを食べましたよ、そりゃあもうたくさん食べてきましたよ。
そんな数あるケーキエクスペリエンスの中で、突然ギュイーーンっとトップに躍り出るくらいのクオリティ。
ゆきさんがケーキを激推しする理由がわかった。
その撮影中も、オリジナルケーキの詳細を伝えに来た人や、オーダーしていた特大サイズのバースデーケーキをピックアップしに来た人など、常連のお客さまがたえなかったのも、そういう理由なんだな。
そして通子さんの柔らかいけど芯のある人柄も。
THE BAKEさんはイラストからの似顔絵ケーキも作ってくれるそうで、有名なあんな方やこんな方のバースデーケーキなんかも作られています。
インスタグラムをチェックですよ。
この日は家でコーヒーと一緒にいただくための焼き菓子を、いくつかいただいていきました。
お土産探しも、お散歩のたのしみなり。
少し歩けば、賑やかな大通りに。
渋谷駅はすぐそこ。
再開発が進む渋谷。
THE・カオス。
でもこの混沌がまたホッとする。
寄り道に寄り道を重ねて、1駅分。
時間にして、約1時間くらいかな。
電車なら2、3分で着いてしまう距離。
自分の足を使ってのしのしと歩くだけで、こんなに色んなものに出会える。
さて、次はどこを歩こうかな。
〒150-0032
東京都渋谷区鶯谷町7-6 磯田ビル1F03-5428-3933
月〜日 ☞ 11:00 〜 20:00