吉川 好英[ヨシカワ ヨシヒデ]
やっていること
一丁焼きたい焼き「たい焼きのよしかわ」店主
生まれた場所
東京都
working movie
MUSIC for him:パラノア
about life
どんなことをされていますか?
バンで移動しながら「一丁焼き」や「一本焼き」と言われる、1匹に対して1個の金型を使って焼き上げるたい焼き屋「たい焼きのよしかわ」を営んでいます。

はじめたきっかけは?
「おやき」って言う長野県名産の食べ物があって、元々それに興味があったんです。
4歳から長野に住んでいたんですが、おやきでも有名な信州善光寺という場所に足を運んで、色々なおやきを食べた帰りに、仲見世で一丁焼きのたい焼き屋さんをたまたま見つけて。
それを食べた時に感動したんです。そこから興味を持ちました。
色々なところでたい焼きの話をしていたら、たまたま川崎で昔から焼いている人を知っているよ、っていうおばちゃんがいて。
手紙を送ったりコンタクトを取っていたら、もう今は使っていないから大切に使ってくれるなら是非譲りたいといってくださいました。
それが始めるきっかけですね。


やりがいはなんですか?
一から自分で作ったものを、「美味しい」って言ってもらったり「また来るよ」って言ってもらえたりすることですね。
ひとりでやっているので、やっぱりネガティブに考えてしまう時もあるんですけど、お客さんのそういった声をダイレクトに聞けることが一番嬉しいし、救われますね。
今、興味があることは何ですか?
食べることが好きなので、色んなお店を調べて行ってみたりします。
あとはたい焼きの仕込みをしている自宅のキッチンを、使いやすくDIYしたりしていますね。

大切にしていることはありますか?
「何事も真面目に取り組む」っていうことですね。
うちは屋台でやっているので、お客さんももしかしたらそこまで期待して来ていないかもしれないんですけど、だからこそ素材の産地にこだわったり、作り方にこだわったりしています。
作り方や素材も、今まで本当に色々試してきました。
生地には小麦粉だけではなくて米粉を混ぜているんですが、その米粉も色々な種類があるんですよ。
それも片っ端から試したり、生地にお餅を薄く切って混ぜたこともありましたね。あと変わり種で言えば、お豆腐を混ぜてみたりしたこともありました(笑)。
10年以上やっている今でも、「あぁ今日はうまくできたな。」っていう日もあれば「イマイチだ…」っていう日もあります。
気温や湿度によっても調合の仕方や焼き方を変えて、毎日とにかく「美味しいたい焼きを作る」っていうことに集中しています。
あとは、外でお店をやる今の形も大切にしています。
元々大道芸とかが好きで、紙芝居屋さんをやっていたこともあって、外でお客さんに「体験」を提供する仕事の延長線上に今の仕事もあるんです。
子どもが今度小学校に上がるので、もしかしたら一時的に家でお店を開く時期もあるかもしれませんが、最終的にこの形に戻って来るような気もしていますね。

これから出会う人へ、ひとことお願いします。
毎日「美味しいたい焼き」を作れるように試行錯誤しています。
でも僕の中で「もう少し美味しくできたらなぁ」っていう日もあったりします(笑)。
もしかしたら5回くらい食べにきてもらえれば、「なるほど」って思ってもらえるのかなぁ(笑)。
素材にも作り方にもこだわっているので、食べてみて気に入ってもらえたら、とっても嬉しいです!
information
たい焼きのよしかわ
月〜金・日曜日(木曜定休)
- 住所:西東京市東伏見3-1-25 東伏見アイスアリーナ前
- 電話:090-8560-5049
- 営業:11:30〜19:00
土曜日のみ
- 住所:武蔵野市吉祥寺本町1-36-9 勝又木材ひろば内
- 電話:090-8560-5049
- 営業:11:30〜19:00