
西荻窪をぶらりしていたら、いつもタイミングが悪くて閉まっているカレー屋さん
フレンチカレー「SPOON(スプーン)」が開いているではないかっ。
ということで、今夜はカレーに決まり!
ここは確か有名店だったはず。
夕飯時ということもあり5分ほど並んで入店。
カウンターオンリーで10席ちょっとの、こじんまりとしたおしゃれで可愛いお店です。
今日は「肉、肉だ…肉をくれー!」という気分だったので、
とろとろのお肉のカレー(¥1,180)を注文。
フレンチ出身のシェフのお店らしく、ワインや美味しそうなオードブルがいっぱい。
カウンターオンリーながら、ワインを飲んで料理をつついて、そのシメにカレーを!
とお店自ら推奨してくれているので、次回はそんな粋な来店をしてみたいな。
運ばれて来たカレー。
赤黄色っぽい割とさらっとしたルーに、いろんな色のスパイスが混ざり合っている風貌。
13穀米とルーの間には、よーく煮込まれていそうな、深い色合いの牛肉の塊がゴロゴロ。
うんまそーん!
一口食べてみると、私が想像していた「フレンチカレー」のイメージの斜め上をいく味と香り。
とにかく、いろんなスパイスの香りが絡み合って、独特のテイストなんです。
インドカレーで使われているようなスパイスも使われていて、
口へ運ぶたびに、新しい香りが鼻を抜けていく。
癖になる!!!
これは、美味しい!!
13穀米のパラっとした口当たりと歯ごたえが、さらっとしたカレーと相まってスルスルいけちゃう。
お肉もホロトロで柔らかい。
テーブルには、フレンチカレー用にブレンドされたスパイスと
辛さの調節用のカイエンペッパーが用意されている。
もちろん、かっけかけ。
細かいけど良いなぁと思ったのが、普通2、3人のお客さんが共通で使うような、スパイスやお水のボトルを、カウンター席の1人1人に専用で用意してくれているところ。
これだったら1人で来ても、パーソナルスペースが確保されていて居心地がいいよね。
こういうちょっとした気遣いが、心地よさと、また来たい、を産むのかもしれないなぁ。
ごちそうさまでした。
いやぁ、大変美味しゅうございました!
人気の理由がわかった気がする。
また、来よう。