ひとりおでかけガイド
/
渋谷

Fab Cafe Tokyoで自分だけのトラベルタグを作る

Address
東京都渋谷区 道玄坂 1-22-7道玄坂ピア1F
Phone 1

無性に手先を動かしたい。

末端冷え性で完全に冷え切ったこの指先を。

冬の寒空の下、

創作意欲の風が、私の中に静かにそよぎはじめました。

何か理由があれば尚、よろし。

自分のために作るのも最高に有意義だけど、誰かのために作るのならやる気も2.3倍くらい上がりますからね。

 

ということで、旦那さんの誕生日が近いということもあり、プレゼントの一貫で何かを作ろう、と決めた。

 

 

ーーー

さて、何を作ろうか

ーーー

ポイントは、ほんとにざっくりこの2つ。

・初心者でも無理なく作れること

・初心者でも「ぽい」ものが作れること

 

以前から気になっていた「ものづくり」の拠点になりそうな場所をいくつか、ネットで調べる。

すると、自分の好きな時間にいくつかのアイテムの中から好きなものを選んで作れる「Fab Cafe Tokyo」さんのプログラムにビビッ。

 

Fab Cafe Tokyoさんは、レーザーカッターや3Dプリンターなど、使い方を知らなくても無意味にわくわくする様なプロ仕様のマシン達が常備してあるカフェで、

もちろん純粋にお茶やランチだけすることもできるし、コーヒーを飲みながら自分が描いたデザインを形にすることも。

iPhoneケースや革のコインケースなど、あらかじめ決められたアイテムから選ぶことも可能。

奥のスペースでは、定期的に色々なワークショップなどが開かれている様子。

 

早速、仕事帰りの水曜日、19時に「トラベルタグ」の制作を予約してみました。

 

 

ーーー

実際にお店へ行って作ってみるのだ

ーーー

当日。

 

場所は渋谷の道玄坂の一番上、246とぶつかるその角にあります。

 

 

マイナスドライバーを持参すればよかった…

と後悔を抱いてしまうくらい中途半端な状態のネジで支えられた(てない)

 

 

通称:ネジ締め途中ビル(ネーミング:私)の1階にFab Cafe Tokyoがあります。

 

 

1時間ほど早く着いたので、コーヒーでも飲みながら待とうと早めの入店。

 

純粋なカフェではないので、正直入るまでは不安だった。

「とりあえず、まだ時間まで早いし通常のカフェ客としてさりげなく入店…

お店の片隅で人知れずコーヒーを飲み様子を伺う…

来るべき時が来たら、勇気を出しておもむろに立ち上がり

『えー本日、トラベルタグの制作を予約しておりました、ごとうらんです!』

と名乗りをあげればいい。

…そうだ。それで行こう…。

きっと大丈夫だ。」

 

そんな事前の思惑など、お店に入って2秒で砕けた。

「今日はカフェのご利用ですか?それともご予約などされていますか?」

日本語がペラペラの笑顔が素敵な外国人のお姉さんが、要件を聞きに来てくれる。

「えー本日、トラベルタグの制作を予約しておりました、ごとうらんです!」

(このセリフが予定よりも早くここで出現。)

 

 

そこからはトントン拍子。

お姉さんが「ミルキーで美味しい!」とハニカミコメントを添えてくれたミルキーラテを飲みながら(本当に美味しい!)

 

今回担当してくれるという、優しくて爽やかな大日方(おびなた)さんに進め方のレクチャーを受け、

作業開始。

 

【全体の流れ】

1, 表面のレーザー刻印デザイン決め

2, 本体とベルト部分の革を選ぶ

3, レーザー刻印+レーザーカット

4, 専用糸での縫い合わせ

5, 組み立てと仕上げ

 

1, 表面のレーザー刻印デザイン決め

まずは事前に用意していたデザインか、既存のデザイン集から素材を組み合わせて、トラベルタグに刻印する内容を決める。

私は持参したパソコンから、お店のUSBメモリ経由でデータを渡す。

あとは大日方さんがレーザーカッターマシンに合わせ、細かい位置調整などをしてくれた。

 

2, 本体とベルト部分の革を選ぶ

次に革を選ぶ。

見本を元に、たくさんのハギレレザーの中を「うちの子になりたいやつはいないかー」と運命の出会いを求めてかき分ける、

そういった作業だ。

結構時間をかけて各革とマンツーマンで面接をした結果、

2つの革が「うちでやりたい」と名乗りをあげてくれた

様に思われた。

ので彼らに決めた。

 

3, レーザー刻印+レーザーカット

ついに自分のデザインが実際の「もの」になる、わくわく工程。

 

レーザーカッターマシンのガラスにへばりつき、「我が子」が生を受ける様子を片時も見逃すまいと、じっと見入る。

ウィウィウィウィウィウィウィウィウィーーウィ。

 

少しずつ現れる見覚えのあるデザインに胸、高鳴る。

「すごー」と「やばー」しか出てこないボキャブラリーの稚拙さとハイテンションぶりが、完全に小学校低学年同等のごとう。

おそらく大分呆れているであろうに、マシンの仕組みなどを色々と教えてくれる大日方さん。

本当にここのスタッフさんはみんな素敵だ。

 

4, 専用糸での縫い合わせ

 

形が完全に現れたら、次は縫製作業。

 

革を縫い合わせる専用の糸と手法を使い表裏を合わせて袋状にしていく。

太めの糸が蝋でコーティングされていて、さらに硬く、しっかりとしている。

針を2本、その糸の両側につけたら、クロスさせる様に縫い進めていく。

一見難しいけれど、ちゃんと教えてくれるので全く心配ございません。

 

5, 組み立てと仕上げ

最後は本体とベルト部分を金具でとめて、仕上げ材を塗る工程。

真鍮の金具でとめるだけで、もうどこぞのブランドのオシャレなバッグに付いていそうな、イケてるアイテムに。

売れる。

これ売れるよ。

かわいい!!

「これ、めっちゃかっこよくないですか?」

という押し付けがましい投げかけに

「すごくかっこいいですね!いい出来です!」

と、ちゃんと返してくれる心優しい大日方さん。

 

 

当初勝手にあげていたポイント

・初心者でも無理なく作れること

・初心者でも「ぽい」ものが作れること

が完璧に達成できました。

 

出来上がったトラベルタグの写真を撮影し、SNSにアップしてくれた。

嬉しい…

最初から最後まで、本当にありがとうございました!

 

 

ーーー

じぶんを形にするって最高に楽しい

ーーー

Fab Cafe Tokyoさんは、東京以外にも京都・岐阜などにお店があり、ヨーロッパ・アジア・アメリカなどにも店舗展開しているそう。

大量生産がデフォルトの現代、「手作り」の大切さや面白さ、感動を思い出す機会も大分減りましたよね。

私は音楽活動を始めた当初から、CDのパッケージなどは基本手作り!など、作り手の思い、ぬくもりが伝わるものづくりを大切にしてきました。

今でも以前のCDを手にすると、それを作っていた日の空気感、心情、飲んでいたコーヒーの香りまでリアルに蘇ってきます。

単純に作ることが好きだっていうのもあるけれど、受け手としても、作った人がどんな気持ちで、顔で、これを作ったんだろうと、想像を掻き立てられる「もの」に魅力を感じる。

 

自分のために、誰かのために

仕事帰りのちょっとした時間で

じぶんを形にする「クリエイター活動」、

初めてみませんか?

Read More
やってたのしむ