
昨日のタイトル話に引き続き、
わたくしが歌を担当するユニット「パラノア」のニューアルバム「Torologue(トロローグ)」の
ジャケットデザインについて語っちまおうかなと!思います。ふへ。
今回はイラストを描き描きしようというところまでは決めていたんだけど、
その先全くもってノープランでした。
【訴求したいのはこんなとこかいね】
・音源の中でも歌とギター完全2人体制なんですよってところをぱっと見で伝えたい
・ちょっぴりシュールな表現で「大人げないオトナ」をビジュアル化したい
・昨日ざっくり由来を書いたアルバムタイトル「Torologue(トロローグ)」を体現するような、本音を吐き出す感じをこってりじゃなく、さっぱりと表現したい
・男性でも女性でも「ええんやない?」って思えるような、シンプルなデザインにしたい
・おしゃれ感は捨てたくないけど、親近感もほしい
・聴いてる時にスマホの画面に出てくるジャケットに恥ずかしさを抱かずにいたい(完全個人的観点)
以上のことをぼんやり浮かべながら脳みそをこねこねこねくり回した結果、こんなビジュアルになりました。
それぞれのパートをとった2名@世界的に見覚えアリの横断歩道クロッシングシチュエーション。
外の世界に向かって本音を吐露していくイメージを、ちょっとシュールなポーズとテイストでさっぱり目に。
「大人」のステレオタイプに惑わされて自分を取り繕うことに必死になったり、人前で恥をかくことやダサさを絶対悪の如く毛嫌いしたりしていたけれど、そんな自分を客観的に見られるもう一人の自分を出現させて、ガタガタでダメな自分も「おもろいやん」と思えるようになったら素敵やん。
っていう、そんな思いを感じとってもらえるジャケットになったんじゃないかな(無理)。
音源も準備もファイナルステージ。
もうすぐです。